身内がゲーム雑誌の「いい電子」（今は「いいでん」？）に触発されたのか、
リトルインフェルノを遊ぶためプリペ買ってきた。
（私はポケモンのインタビュー部分とブレセカの記事が読みたかった）

カタログで購入したものを片っ端から暖炉で燃やすゲーム･･･ほんとにそれだけ。
炎をただただ眺める、という点に肌が合ったのか暫く触ってなかったWiiUを起動する身内を眺める名無しさん･･･

30分くらいで飽きたのか私に押し付け薦めてきました。
実際プレイしてみて指やペンで自在に炎を動かせるのはなかなか楽しいと思いました。
燃やす物によって燃える様や効果が様々だったりするギミックも結構凝っているし、
燃やすだけでなくドライアイスでカチカチに凍らせるといった事も出来る。

ただ最初に得たこのゲームの情報が「火を見て癒される、心が疲れてる人向け」というものだったので
揺らめく炎をぼんやりと眺めるという趣旨のジャンルだと我々一方的に思ってたんですが、
進めていく内に「なんか違う」感に包まれました。

燃やす対象に「なんか変な物」が多く、ぬいぐるみにしても洋ゲーテイストなのは仕方ないにしても
意思があるかのような微妙な動きをしつつ、じっと炎を見つめながら燃やされていく様はぶっちゃけ不気味。
マシュマロやトーストに至っては悲鳴を上げます。何でだ。
それでなくとも食べ物関連は全体的に製作者の悪意を感じるんですが･･･

ただ物が燃えて塵となっていく過程と炎を眺めていくだけのゲーム、という説明で合ってると思うんですが
炎に癒されるというより生き物"的"な物を燃やす要素が強く加虐的な気分になってくる内容でした（笑）
カタログで買える物に奇抜な物が多く人によっては不快要素になるやも。
身内曰く「ホタルだけは燃やしたくない」との事ですが、普通に虫も燃やせます。
個人的に猫のぬいぐるみを燃やした際のギミックが生理的に無理でした。毛玉というよりうんｋ･･･


要約すると「思ってたのと違かった」という寸感に尽きますが、ホラーチックなストーリー仕立てもあり
何だかんだで身内よりハマったのか6時間ほど遊び通してクリアしました。おねしょはしません。
興味を持ちましたらどうぞDLしてみて下さい。